1982年の創業から呉市安浦町の地で、新規・中古の重機販売やリース、メンテナンスなどの業務を行う山陽重機。重機とは、土木現場や建設現場などで使用される大型機械のこと。大きな穴を掘ったり、大量の土砂を運んだり重量物を持ち上げたりするショベルカーやブルドーザーなど、パワフルな重機は見た目も格好良い。「当社の業務は、“街の自動車屋さん”の“働く車”バージョンみたいなもの。重機は頑丈で簡単には壊れないので、新規販売よりは修理やメンテナンス対応がメイン。お客様の使用用途に合わせるために、使い勝手が良くなるようにと現状の装置を手直ししたり、塗装や機械のメンテナンスを行っている。重機関係で困ったことがあれば、頼ってもらえる会社であり続けたいという思いでこれまでがんばってきた」と代表取締役の池田亮さん。営業エリアは呉市内から東広島、東は三原、西は江田島方面までで、関係先は法人だけでなく創業時から続く個人との付き合いもある。「昔は朝晩、まめに顔を出すような営業スタイルをしていたが、今は違う。時代に合わせて変化することも大事」と考え、ブログやＳＮＳを活用した営業にも注力。「入口は何であれ、会社の商品・サービスのファンになってもらい、ブランド価値向上を目指している」と今後を見据える。